ミツバチの大量死 |
2017-05-07 Sun 14:16
お久しぶりです。
私達の蜂は2カ所に分けて30群ほど飼っていますが、その内の1ヶ所で13群中8群が全滅!という事態が起こり原因究明中です。
いま、世界中で「蜂群崩壊症候群」という現象があり何万匹もの蜂が突如消えてしまったり、死んでしまうと言う恐ろしいものです。
それがまさか、わが身にふりかかるとは思いもよりませんでした。
GWも重なり研究機関もお休みなのでとりあえず再び同じ事態が起きないようにお知らせを作り農業者に配ったりしています。
農薬が原因かどうかは分かりませんが、蜂に有毒な薬剤を使わないでほしい。と言うお知らせを作りました。
しばらくは忙しくブログの更新が滞ると思いますが、みなさん応援よろしくお願いします。
以下は私の作ったお知らせから抜粋した文章です。 昨今、世界的にミツバチが原因不明の大量死をしたり、失踪する事件が頻発しています。
その原因の1つが農薬の「ネオニコチノイド系」殺虫剤ではないかと言われています。
ヨーロッパではこの農薬との因果関係の全容究明を待って手遅れになることのないように
「予防原則」という考えから現在使用禁止となっています。しかし、アメリカや日本ではまだ普通に使われています。
私共の蜂が大量死したことの原因は現在わかっていませんが、島内外の養蜂家に問い合わせたところ殺虫剤が何らかの形で関係していることは否めないと言う意見です。
これは、全世界の養蜂家からのお願いです。
・ネオニコチノイド系殺虫剤の使用は、極力控えて頂きたい(ま たは使用しない)。
・ネオニコチノイド系とそれ以外の農薬も濃度を守り必要以上に 濃い液を撒かないようにお願いします。
・できれば、ミツバチが巣に帰る夕方に散布して頂けるとありが たいです。
設置している蜂箱の6割が死んでしまい涙とため息しかでない今、何か対策を取らなければという必死の思いでこのお知らせを作っていますので各関係機関の皆様には失礼もあるかとは思いますがなにとぞご容赦ください。
もし、ミツバチがいなくなれば、果樹や野菜の受粉ができなくなり養蜂業、農業が共倒れとなります。島の産業に大きな打撃となることは間違いありません。
農薬を使われる皆さまに、この提案に賛同して頂きたく書面に立ち上げました。
どうぞ、どうぞ、どうぞよろしくお願い致します。
以上。 ということで、心が折れそうです。心情としたらペットを殺された気分です。
ネットで「ネオニコチノイド」「養蜂」などで検索するとネオニコチノイド系農薬禁止に向けての署名などがありますので賛同よろしくお願いします。
そして、いろいろな薬(例えばシロアリ駆除など)にネオニコチノイドは使われていますのでどんなに恐ろしい薬剤か知って頂きたいです。
蜂箱の底に積もった死がい↓
賛同された方にこの記事のリンクをおねがいします。 |